
「乳がん看護認定看護師」は、乳がん看護のエキスパートです。患者や家族への治療に伴う身体的・心理的サポートはもちろん、多くの選択肢の中から最適な治療法を選ぶサポートやボディーイメージの変容にかかわるケア、術後のリンパ浮腫の予防および症状緩和のためのアドバイスなど、長期にわたって総合的に患者をサポートしています。また、乳がんケアの質向上のため、乳がん患者にかかわる看護師への指導・相談をはじめ、実践的・直接的なケアの向上と乳がん看護の普及のためのリーダーとなり、チーム医療の中核となる役割も担っています。
2003 年に認定看護師制度の新たな分野として加わり、2006年に 20人の第 1 期生が誕生 して以来、乳がん看護認定看護師の数は増え続け、現在は 37 都道府県に135人。主に病院の「乳腺外来」や「ブレストセンター」などで勤務しています。
がん看護の領域では、この他にも、「がん看護専門看護師」をはじめ、「がん性疼痛看護 認定看護師」「がん化学療法看護認定看護師」「緩和ケア認定看護師」が活躍しています。 「認定看護師」とは「ある特定の看護分野において熟練した看護技術及び知識を用いて水準の高い看護実践のできる者」で、「実践」「指導」「相談」の 3 つの役割を担います。資格認定には 5 年以上の実務研修が必要で、当該分野の教育課程修了後に認定審査を受験し 合格しなければなりません。現在、「救急看護」「感染管理」など19分野で7,363人の看護師が認定・登録されています。
認定看護分野は、高度化及び専門分化する保健、医療及び福祉の現場において、熟練した看護技術及び知識を必要とする看護分野として、日本看護協会の認定看護師制度委員会が認めたものを指し、現在では右表の21分野が特定されています。


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